7/14に発売されたSonyのフラッグシップスマホ「Xperia 1 V」。
今回はベンチマークソフトを使ってテストしてみましたので、その結果を見ていきましょう!
詳細のパフォーマンスについてはimpressさんなどの大手でデビューされていますので、
ここでは個人的に気になった点だけチョイスしていきますね。
まずはスペック表からおさらい。手元にあるスマホ2台と比べていきます。
今回は「Xperia 5 iii」と入れ替えするために購入しました。
2世代変わりますが、SoC(System on a Chip)と広角カメラ以外はそこまで代わり映えないですね。
ベンチマークスコアの結果でお話していきますが、それ以外の件でいくと
・スクロールが全くもたつかない
・アプリを大量に開いていても16GBのメモリがあるので問題なし
・動画視聴も全く持って問題なし
と、SD8Gen2を積んでいるだけあって死角はありません。スマホでここまで…いる??
なお、ここからCPU名称を以下のようにさせていただきます。
・SnapDragon→SD
□Antutu Benchmark
スマホのベンチマークとしてはおなじみ、Antutuベンチマークのテスト結果です。
今回は、iPhone 12 miniも載せていますが、Ver9と結構前のものなのでご了承ください。
さすがに最新機種というだけあって、ぶっ飛んだスコアになっていますね…。
iPhoneのほうは温度は計測できていませんが、普段使いであれば十分でしょう。ウマ娘も難なく動きます。
SD8Gen1で問題視されていた発熱問題も、今回はクリア出来ているようでSD888よりも控えめになりました。
ただ、長時間持っていると低温火傷するなくらいには温まってくるので長時間のベンチは控えるべきかと。
ちなみに、2023年7月16日時点で性能ランクは25位でした。上位は独自にチューニングしてるんでしょうか?
Antutuのスコア算出方法に変化がない場合は、数値的に見れば、あのApple M1を超えたことになります。
ただ、M2が出てますしQualcommはしばらく追いかける側になりそう。Apple Siliconってすごいですよね。
そもそも携帯機でM1相当の性能が必要なのかっていわれたら…どう答えますか??
□AItutu Benchmark
スマホのSoCが持っているAIの処理能力を計測するベンチマークアプリで、
Antutuの兄弟アプリとのこと。画像や映像で認識した情報を精度や速さでスコア化したもの。デモ版です。
そういえばSDもAIにかなり強くなっているという話もありましたし、
Sonyとホンダがタッグを組んでいる自動車にもQualcomm製チップが搭載されるニュースもありましたね。
スコア的には1桁違うあたり、2世代前のSD888では相手にならないレベルになっていますね。
なにもかもがSD888よりもぶっ飛んだスコアになってしまいました。こればかりは仕方ないでしょうね。
ベンチマークでは画像をジャンルごとに分別したり、映像中に登場する車両を認識してマークしたり、
低解像度の画像を補正してキレイにするといったテストを行っていました。
□3D Mark
WILD LIFEとWILD LIFE EXTREMEを動かしてみました。こちらはXperia同士のみの計測になります。
Antutuもそうなのですが、機種名が「XQ-DQ44」なんですね…?
ちなみにWILD LIFEのほうは、Xperia 1 Vが計測不能になっていました。限界突破でもした…?
平均フレームレートからもお分かりのとおり、CPUの性能差がよく表れてきていますね。
Xperia 5 iiiが平均8FPSなのに対し、Xperia 1 Vが21FPS。どちらも決して高いとは言えない数値ですが、
21FPSであればかろうじて遊べるレベルではないでしょうか。8FPSは紙芝居ですね。
□ゲームプレイ:ウマ娘
ゲームはウマ娘とエミュしかプレイしていませんので、ウマ娘とエミュについて触れたいと思います。
まず、ウマ娘は難なく動きます。30FPS固定という時点でXperia 1 Vの性能を生かしきれないことは確か。
このスペックを活かしきれるのは、やはり原神だけか…?
解像度は、微妙に向上したようには感じますがiPhoneと何が変わったかといわれると、
変わったところを探すのが難しいくらい何も変わっていないです。
ハイスペック機にしても恩恵がないのは地味。せめて60FPSに対応してくれたらうれしいのですが、
要望を送っていてもなかなか実現までには至っていないですね。
現時点で所有しているウマ娘たちでレース。前が詰まっていて大丈夫かなって思ってましたが、
ダイイチルビーが後方からガンガン追い上げてくるのがすごいですね。
そんな感じで問題なくレースもこなしています。なお、レースは高画質モードです。
□ゲームプレイ:AetherSX2
Androidでは有名なPlaystation2エミュレータ。こちらも全然問題なく動きます。
試してみたのはドラゴンクエストV-天空の花嫁-とワイルドアームズ-Vth ヴァンガード-です。
どちらもBGMがめちゃくちゃ好きで、DQVのPS2版のオケ風BGMは最高に好きです。
どちらも最高FPSに張り付いて、若干カクツキはあるものの問題なくプレイ可能です。
ほかにもPSPエミュレータであるPPSSPPもプレイしてみましたが、全然問題ありません。
この程度であればSD888でも問題なくこなしていたので、悪化することはないでしょう。
以上、パフォーマンス編でした。
フラッグシップであるだけに、だいたいのゲームは難なくこなしてくれるので優秀ではあります。
ただ、ゲーム用途で買うのであればReaMagicもありますし、XiaomiやGalaxyもあります。
Xperiaは薄さなども追及したせいか、改善されたとは言え排熱には問題があります。
さらに値段も、Xperiaの20万に比べらればもっと安い価格で購入できます。
自分が購入することで、どんなメリットがあるのか。そのあたりを考えながら
お財布とよくよく相談して購入したほうがいいかもしれませんね。
次回は、カメラで撮った写真などをあげていこうと思います。
大阪のビル街の夜景などを平日の仕事帰りに撮影してこようと思っているので、
少し時間が空くと思いますので、そこはご了承いただければと。
それでは