2022年11月26日、朝。
ブラックフライデーセールの開幕で阿鼻叫喚になったヤマト運輸とAmazon配送業者をよそ眼に
外見だけ巨大な製品を購入しました。自作パソコン製品を多く展開する「silverstone」の箱。そして…
実はブラックフライデーの影響なのか、ヤマト運輸の配送が大幅に遅れており、
26日AMで指定していた製品が、12時になっても配送センターから営業所輸送のステータスに変わらず、
いつも9時過ぎに届いたあたり、相当混乱していたように見えます。
15時ごろに届けてくれたドライバーからは「遅れて本当にすみません!」と深々謝罪されたのですが…
忙しい時期に購入して、すっごい申し訳ない気持ちになりました。
yukapero.hateblo.jp以前にも日記にしました「自作メインパソコンのアップグレード」を行います。
今回はその第一弾で、ケースとエアフロー周囲の改善を行います。
1月以降、CPUを「Ryzen 7 5800X」にアップグレードを行います。
今使用しているケース、「Golden Field」?のN-1というものを好感します。
このケース、ケースファン端子が1か所しかなく、外部から吸うようにしても吐出すことができません。
中にグラフィックボードの熱がこもるので水冷クーラーは排気にしていて、あまり冷えませんでした。
あと小さいんですよね。裏配線スペースもほとんどないので私のような自作初心者にはつらい。
交換に至ったのは、それが原因でした。
□ SilverStone SUGO 14
今回購入したのは「SilverStone SUGO 14 Mini-ITX」です。
サイドパネル4面がすべて外せて、Mini-ITX用ケースなのにATX電源や330mmグラフィックボードが入り、
ケースファンが最大3個増設できて計4つ設置出来ることです。届くことを心待ちにしていました。
段ボール箱を開けながらワクワクした気持ちを
さらなる段ボールで殺されましたが
これが本体の入った段ボール箱です。Golden Fieldの時は外箱そのままで来た記憶が…。
大手メーカーっぽいしっかりした梱包、GOODです。
なお、今回特殊ねじは入っていませんでしたが、
サイズが異なるプラスねじが何本かあったので多目的ドライバーを使いました。
Amazonでも普通に売っている便利な分解用ドライバーキットです。
六角の特殊ねじや星形ねじを外す際にはすごく重宝します。ピックはノートパソコン分解で使いました。
ケースに詰める前に動作確認も必要になります。
AUZAIのモバイルモニターと有線キーボードとマウスを用意。カッターナイフは黒刃で切れ味の高いもの。
モニター出力はパソコン本体がHDMIでモニター側はMINI HDMIです。USB-Cで電力供給します。
外観
正面パネルはプラスチックですが、それ以外は金属で出来ておりずっしりします。
ケースだけでも5kgくらいするとか商品ページに書いてあった気がします。
正面ベゼルには左から「リセットボタン」、「USB 3.0」が2つと「USB2.0」が1つ、「イヤホンジャック」
このケースは3PINの140mmケースファンが1個ついています。このケースファンは使いません。
今回のケースファンは分岐ケーブルを用いる都合上、サーマルテイク社のファンを用います。
Mini-ITXケースですがPCIeスロットは3つもあります。
底面以外の3面パネルを外した状態です。手前の四角いパーツはグラボを支えるものです。
先にも述べましたが330mmのグラフィックボードも乗ります。Mini-ITXなのにRTX3090も載せれます。
しかもATX電源も載せられるので、1000W電源を載せてRTX3090…。ロマンありますよね。
天板にはケースファンもつけることができます。
サイドパネルにはマグネットで吸着するフィルターがついています。これは掃除もらくちん。
付録品は、インシュロックとゴム足(角足、丸足)とねじ類です。
取り外したケースファンです。ネット記事で回転数制御ができないという記述がありました。
また見た感じ、振動防止のゴムがなかったので購入前から交換を検討していました。
□Thermaltake TOUGHFAN 12/14
ケースファンは防震ゴム付きの120mmと140mmのものを選びました。
水冷クーラーのファンもこれに交換し、吸気にしています。
排気ファンは140mm、吸気は120mmに。回転数が一緒なのでFAN分岐ケーブルで一括管理しています。
画像には映っていませんが、4PINの延長ケーブルと2WAYの分岐ケーブルも付属しています。
ファンそのものはずっしり重く、回転は非常になめらかで感動しました。
□組み込み完了!
まずは上から見たところ。
電源は以前に購入してサイズの都合で使えなかった「CoolerMatser」の750W 80GOLD ATX電源です。
前に使っていたFractal社の電源に付属していたケーブルとは違い、めちゃくちゃ固い。苦労しました。
ケースファンは排気方向で設置しています、グラフィックボードの熱を排気するためですね。
ちょっとだけ見えているきし麺ケーブルは、CPU電源ケーブルです。
右側面です。画像左が前になります。
手前のオプティカルスペースは裏配線スペースとして活用しました。開けたらすごいことに(汗
CPU用の水冷クーラー「RYUO」のファンは吸気にして新鮮な空気が当たるようにしています。
左側面です。画像右側が前になります。
Mini-ITXケースですが、見ての通り240mmグラフィックボードでも全然余裕があります。
330mmのグラフィックボードも入りますが、PCIe電源ケーブルの取り回しが大変そう。
RIJINTECHのOPHION EVOの時はクリアランスがぎりぎりだったRTX3070も普通に入ります。
このケース、1万円弱でこの組みやすさはすごいと思いますね。
あとはBIOSでちゃんと認識できているか確認です。ただ、ここでトラブルが発生しました。
以前から使っていた2TBのSSDが認識しません。症状としては以下の通りです。
・SATA/電源ケーブルをつないで電源を入れると、カチッと一瞬電源FANが回るだけで起動しない
・SATAケーブル、SATA電源ケーブルを交換しても症状は改善しない
・USB外付けケースに入れて電源起動後に差し込むと「電力不足」と通知が出てくる
・ほかのWindowsに差し込むと電源は落ちないが、USBケーブルが異常発熱する上に認識しない
・とあるパソコンだけ、つなぐと画面が映らなくなる
もしかしたら、通電している状態でSSDを差し込んでしまい、回路がショートしてしまったのかと。
1日何もしないで様子を見てみましたが駄目でした。
このドライブ、Program Filesフォルダがあったりユーザプロファイルを置いていたりしたので
OSは無事でもデータ関連はほぼ使えなくなり、OSを初期化して再設定からスタートです…。
今のままだと512GBのメインドライブ1個しかない…考えました。
yukapero.hateblo.jpこの時にノートパソコンに付けた1TBのM.2 SSDがあったのを思い出し、
もともとこの製品に積んであった512GBのM.2を引っ張り出して救出しました。
そのあとはというと
SSDが認識しなかっためにCMOSクリアをやったので、その影響で初期化された設定戻しをしていました。
上の画面では、NOX PLAYERを利用するので仮想化を有効にしています。
また、ファンの回転数を制御するための設定をEZMODEで…。
このソフト、本当に便利ですよね。ちなみに私は静かに回したい派なので60度くらいまでは控えめです。
後はいつも通りWindows10を再インストールして、AfterBunerをインストール。
グラフィックボードのファン回転数も制御して今回の作業は終わり。
次回はいつ頃になるかわかりませんが、Ryzenを購入してCPUをアップグレードします。
グラフィックボードは当分更新する予定はありませんので、アップグレード計画はそこで終わり。
次回のブログネタが悩ましいですね…それでは