日本ファルコムのアクションとしてはかなり有名な部類に入る「イース」シリーズの最新作
「イース9」を遊んでみました。
ばるです。
イースシリーズは簡単操作、スピード感のある爽快アクションがめちゃくちゃ好きで
PSP作品からVitaのセルセタ、8をプレイしてきました。
今回は7/7にSteamで発売されたばかりの「イース9 モンストルム ノクス」のプレイした感想です。
Steamでも「セルセタの樹海」「VIII」はありますので、今後やってみたいところ…。
日本ファルコムの項目を見ていたら、昔途中でやめた「閃の軌跡」もあったのでそっちもしたい!!
うーーーん、めっちゃ悩んでいます。プレイする時間を作るのが問題かもしれないですが。
主人公は、ことあるごとに色んな怪奇現象に巻き込まれる「アドル・クリスティン」です。
とんでもない確率で難破・漂流したり、その先々で古代種や秘宝に出会ったり。
そのせいで、アドル本人があえてそう仕組んでいるのではないかと疑いをかけられています(笑)
イース8からさらに磨きがかかって、めっちゃイケメンになりましたね。
梶裕貴さんがCVを務めているだけあって、超イケボ。セルセタから思ってましたが、まじでイケボ。
監獄都市に到着したアドルは、帝国からの手配で捕らえられてしまいます。
普通に捕まえればいいものを、星刻騎士団のトップに気絶させられて捕縛されます。
アドルが目を覚ますと、そこはなんと監獄の中の牢屋だった…という始まり方。理不尽極まりない。
そして運よく脱獄した先で謎の女に撃たれ、「赤の王」として目覚めることに。なんというか…。
実は、プレイヤー操作のこのアドルは******なんですが…。
途中で皆さん「え?え?」ってなるところが多々あると思います。
ファルコムもあの手この手でいろいろ用意してくるんだなと思いましたね…。うれしい。
そこもプレイしてぜひ一緒に困惑していただければと(笑)
今回はフィールドメインというよりも街そのものが広いので、そこを探索するほうが多いかな。
グラフィックについてはPS2レベルの相変わらずな感じですが、
そのおかげもあって低スペックPCでも安定してプレイできるところがウリだとおもいます。
でも、もうちょっと頑張ってほしい。
イベントのちょっと古臭いJRPG感も、これぞイースといったところでしょうか。
最近のゲームに慣れすぎていると、低予算感が非常の残念に見えるゲームではありますが、
イースはイースなりに頑張っているうえに、アクションが爽快なので…。
最近のゲームでここまでローポリのゲームってほぼ見かけなくなりましたよね。
なので逆になんというか、懐かしみを感じるというか、そんな感じがします。
イースは毎回、新しい遊びを取り込んでくれているので飽きないと思います。
特に探索を含めやりこみ要素がふんだんにあったイース8に関しては、最高傑作だったのかなと。
それに比べれば本作のボリュームはたいしたことがないのですが、「怪人」の能力を利用して、
いままでの作品であれば行けそうにない場所にスイスイ行けるのが楽しかったですね。
普段は地べたをペタペタ歩いていますが、「怪人」の能力を使うことで
指定ポイントへ高速移動(ブラッドライン)できるものや
垂直の壁を蹴って屋根や高所に登ったり…
グラインダーを使って飛行することもできます。
これらを用いたコレクト要素が各地にちりばめられています。
蒼い羽根は、街の中に120枚あります。全部集めてみましょう。
壁に書かれた落書きや宝箱もいたるところに隠されています。
それ以外にロケーションもあります。数こそは少ないですが探してみましょう!
そんな感じでマップを広げていきます。マップを広げていくと、それで報酬をもらえたりします。
イース8より探索要素は少ないといいましたが、それでも結構なボリュームがありますよ!
最初は街とその中にある地下水路などがメインになってきますが。少し進めると外に出られるように。
こんな感じで最初から街すべて行けるわけではないです。この壁を解除する方法は2つあって
・メインストーリーの進行中に解除する
・「グリムワルドの夜」を故意に発生できる状態にする
です。「グリムワルドの夜」はタワーディフェンスみたいなコンテンツです。
街から出られるようになっても、主な経験値集めは地下ダンジョンになります…。
コロナでもないのに怪人の皆様は、ダンジョンに巣ごもりです(笑)
なので、過去作以上に街に籠ることが多くなると思います。それだけ監獄が重要という事。
戦闘は従来通り、○ボタンによる通常コンボとL1+ボタン(○、×、□、△)の組み合わせ。
出が非常に速く、ボタンを押してからの反応も早いのでストレスは感じないと思います。
アクションゲームを何作も遊んできましたが、【ボタンを押した瞬間に敵に攻撃が当たる】ような
反応がめちゃくちゃいい作品は、「デビルメイクライ」や「ドラゴンズドグマ」と「イース」くらい。
物語を進めていくと禍々しいオブジェクトにウネウネ触手付きの気色悪いのが出てきます。
こちらに触れるとメインイベント「グリムワルドの夜」が発動します。
簡単に言えば、オブジェクトを守るタワーディフェンス戦と、雑魚を片付けてボスを倒す2パターン。
前者は、このオブジェクトを守りながら、押し寄せてくる魔物「ラルヴァ」を倒していきます。
これは、前作のイース8にもありましたね。今作では…
怪人6人が集まって一緒に戦ってくれます。なんと心強い。
3人は自由行動しますが、パーティの残り2人はプレイヤー周りから余り離れられないようです。
タワーの強化をきちんと行っていれば、早々に壊されることはないですが、未強化だと瞬殺されることも…。
また、想定外の場所からラルヴァが現れる奇襲もあります。面倒なコンテンツではありますけどね…。
後者はラルヴァを討伐しつつ、ピンクのクリスタルのようなものを破壊するものです。
最後に出てくるボスを倒して終わり。守るものはなく、時間制限だけ気にすればいいので簡単ですね。
ゲームとしての完成度は非常に高いし、Steam版はちゃんとウルトラワイド対応なので、
個人的な評価はめちゃくちゃ高いです。グラフィックは旧世代レベルでかなり残念ですが、
それ以上に遊びやすさを重視した快適なプレイがあるので全然問題ないレベルです。
次回作はもうちょっとグラフィック周り頑張ってください。
あとはやりこみ要素も含めて全体的なボリュームが少ないと感じました。
メインストーリーは20時間あればクリア可能です。イースはアクションよりストーリー重視なので、
もう少しボリュームがあってもいいんじゃないかなと思います。
という感じでした。この4連休、っていうか投稿した時点で残り2日しかないけど、
イース9を遊びつくして…、次は「閃の軌跡」かな!8月のお盆という名の4連休はそっち楽しみます!
それではみなさん、また次回ー!