パソコン、それはどこの会社でも1台は必ず存在していますよね。
今では業務に必須となっているこのご時世。でも、高いんですよね。
ばるです。
デスクトップPCでも、ちゃんとしたメーカー製だと7・8万円~。
日本企業だと富士通製のデスクトップPCが多いのかな。小型だけど糞スぺで15万とか。
それを1000人とか万単位の規模とかになると 、さすがに馬鹿らしくなりますよね。
256GBのM.2 SSDに変えるだけで50000円とか頭おかしいでしょう。さすがにないわ。
モバイルパソコンも頑丈だからと、20万↑のPana Let'S Noteを採用する企業がめちゃくちゃ多い。
そんな中、とある方にお勧めされたもの、それが「Chromebook」です。
Chromeといえば、Google社のブラウザ。ChromebookはGoogle社が開発したAndroidベースのOSです。
上の写真は、かなり前に買った中華性ChuwiのタブレットPC。
AndroidとWindows10が一緒になった意味不明なPCなのですが、ポンコツAtom君だったので仕事にならず。
これ見たときは、すごいことになったなぁと感心しました…。が、そこまでですよ。
あまりにもポンコツすぎてストレスしかたまりませんでしたね…。
ということで、先日HPさんから届いたSpectre x360がなかなか来なくて、
ちょっとストレス爆破したので安売りしていたChromebookを購入していました。マジでパソコンだらけ。
ということでまさかSpectreさんより遅れてくるとは思わなかったChromebookさん。
注文していたことすら完全に忘れていました。かわいそう。なので軽くレビューしていきます。
本体です。Spectreはスペースグレイにローズゴールド基調でしたが、こちらは暗めのシルバー。
いやグレーに近いかな?画面サイズは13.3インチ。Spectre x360が小型なのか大きく感じますね。
HPロゴはENVYシリーズによくあるスラッシュデザイン。かっこいい。
背面はTHE シンプルといった感じです。左上部に見えるのはフルサイズのUSB端子(USB Type-A)です。
今回購入した機種のスペックは以下の通りになります。
解像度 1920x1080
CPU Intel Core i3-10110U 4.1 GHz
RAM容量 8 GB
メモリタイプ DDR4 SDRAM
最大メモリ容量 8 GB
HDD容量 128 GB EMMC
はい。ということで、普通といえば普通な感じでしょうか。
高スペックではないですが、使う分には申し訳ないかと思います。
メインストレージがEMMCですが、これはSSDやHDDと違ってマザボ直付けのメモリチップですね。
MicroSDスロットが1か所あるので、増設するとすればそこくらいでしょうか。
EMMCはHDD以上、SSD未満のアクセススピードです。
が、ChromeOS自体が起動早いので十分問題なレベルかと思います。
インターフェース周りについて。
右側面ですが、左からMicroSDスロット、イヤホン端子、USB Type-C(充電可)、USB Type-Aです。
まぁまぁ、といった感じでしょうか?フルサイズのUSBスロットはありがたいですよね。
最近のパソコンは薄さを目指しすぎてついていないタイプもありますからね…。
左側はUSB Type-C、電源ボタン、音量ボタン、カメラOFF/ONスイッチです。
カメラのスイッチはSpectre同様、物理的に回路を遮断するタイプのものです。
カメラの調整ミスで本体がぐにゃんしているように見えますね(笑)
Spectreと大きく違うのがキー配列ですね。右端の変態キーはありません。
またChrome用になっているのでFnやWindowsキー、無変換などはありません。
左右にスピーカーがある分、Spectreより大型化していますね。
右下には指紋認証センサーがあります。いつも思うのですが、EnergyStarのシールが斜めに…
ちょっと外れ引いた感じがするのは気のせいでしょうか。細かいというか神経質なんですかね。
キーピッチはHPのノートPC同様といった感じです。パチパチした音。ただSpectreよりは安っぽい感じ。
さすがに家庭用最高グレードと比較するとダメなんかな…。
我が家のノートPCはHPが3つ、DELLが1つ、NECが1つあります。
そのHPPCと大きさを比較して…みましたが、一番下に今回のChromebook。
真ん中にENVY x360と一番上にSpectre x360です。コンパーチブルばっかりだな(笑)
ENVYはキーボート上部にスピーカーがあるので縦幅だけ大きい感じ。
Chromebookはキーボート左右にスピーカーと縦に少し大きいタッチパッドがあるので巨大。
すべてを可能な限り省いて極限まで小型化したSpectreの小ささがやばい。
付録品は必要最低限といった感じです。
本体、ACアダプター、ACコード、ACコード(短)、紙類です。至極シンプルといった感じです。
ペンも利用できますが、こちらは別オプションです。
起動をしました。Windows10はある程度ソフトウェアを載せています。
あと高速スタートアップはOFFにしています。評価通りChromeOSの起動はかなり早いですね。
モニターのベゼルは薄いです。左右は5mm、上部は9mm、下部は1.4mmです。上下はSpectreより広いかな。
光沢液晶なので、カメラに移そうとしたら反射が大きくて自分が写ってしまいます。
ただ、特別きれいというわけでもないですね。
コンパーチブルなのでテントモードもできます。Androidタブレットなどとは違ってテントモードが可能。
なのでこの状態にして、ゲームや動画干渉をするのがいいかもしれないですね。
ただ、Windows10PCがあるので、ほぼAndroidゲーム専用になるかもしれないですね。
文句があります。Chromebookですが、指紋認証があるのにサインインはPINかパスワードしかないです。
指紋認証装置があるのに、サインインで指紋使わせてくれないとか何?意味わからないです。
PINコードは6桁です。4桁ではないので、Androidと異なります。ご注意ください。よくわからんですな。
デスクトップです。左下の「◎」を押すことでアプリビューアが開きます。
初回の設定は、Wifiの設定とGoogleアカウントのサインインでした。
ぶっちゃけいうと、ちょっと使いにくいキーボード付きのAndroidという感じです。
電源の落とし方がわからなくて10分ほど格闘しました。スマホあるのに何で調べなかったのか、謎。
まぁ、Androidタブレットとそんなに変わりはないと思いますね。
右下のバッテリー残量が表示されているところをクリックすると通知エリアが表示されます。
そこの電源マークを押すと端末シャットダウンができるようになりますね。
画像にもありますが、指紋は登録できます。ただしPINもしくはPWの選択肢がないです。
電源投入時はPWかPINで、いったんサインインしたらロック画面は指紋で行けます。謎仕様だ。
設定画面はタブレットと同じような感じかなと思ったけど、妙に違和感を感じる。
さて、ではこのパソコンを買った第2の目的。それはメインスマホのXperia5の寿命を延ばすこと。
今ログボとドラゴン装備のために放置プレイ中の「キングスレイド」はバッテリー消費が大きいので、
このChromebookでプレイしようかなと思ってたんですよね。動くのであれば。
キングスレイドは無事に動きました。このゲームはオート戦闘があるので楽ですね。
白猫プロジェクトなどの場合はプニコン操作が必要、なのでマウスがあったほうがいいかもですね。
ただ、Xperia5に搭載のSnapDragon855の時は「最高画質」で行けましたが、こちらは最高画質はつらい。
あとスマホ&タブレット向けなので解像度が低くて全体的にジャギー&のっぺりした感じ。
まぁ動いてるからいいかー。キルツェかわいいよね。シアも使い勝手上がってよくなりました。
そういえば10章の天族が強すぎて倒せません。天族特攻アイテムが欲しい…。
業務にChromebookを実装するのであれば、やっぱり在宅ワーク用。
リモート以外の制限をかけてOfficeなどは自席のデスクトップ端末で行わせるというのであれば
全然ありかもしれないです。起動時間も全然早いですからね。
問題があるとすれば、現行のWindowsで動いている環境をごっそりChromebookに変えないといけない。
システムも再検証・再構築としないといけないですし、Windowsと操作方法も違うのでマニュアルの改修。
グループポリシーやActiveDirectoryといったものがあるかどうか、現行の仕様通りに設定可能か。
そのあたりの検証もしないといけないし、その分の予算も確保しないといけないので…
?お上が許可してくれるかなぁ?そこも問題ですよね。
じゃぁ、家庭用にはどうだろうか…そう考えてみましたが…。
普通に考えてWindows環境を推奨するシステムが圧倒的多数な状況で、Chromebookを購入する理由は
ぶっちゃけいうと皆無だと思いますね。パソコンが趣味で、気になって買ったっていう人はいそうですが。
一般のご家庭でChromeOSは広がるのか、といえば微妙です。
OS料金がない分はChromeOSのコストパフォーマンスの良さは他社の脅威になるかもしれません。
Windowsなんて2・3万吹っ飛びますからね。そうなれば会社も採用するところ増えてきそうです。
現時点では、MS社やApple社の脅威にはならないと思います。今の時点では。
なので私からも、この端末についてはお勧めはしません。
気になった方だけ買ってみるのがよろしいかと思います。ではでは
あ